事例02 再生計画書作成からリスケジュールを脱し、正常化による資金調達

財務コンサルティング

 企業概要: 近畿地方B社 建設業 年商10億円 従業員数35名
 課 題 : リスケジュール中で新規の資金調達ができない

 B社は自治体の公共工事がメインの建設業です。
 過去の公共工事の減少が尾を引き、売上は回復傾向にあるものの、リスケジュールから抜け出せず、本来の元金返済額が返済できるほど業績は改善はしていないため、金融機関からの新規融資の調達ができない状況にありました。

 そこで再生支援協議会(現中小企業活性化協議会)の再生計画策定支援(二次対応)を実施。弊社とメインバンクの協力のもと、再生計画書(経営改善計画書)を作成し、全取引先金融機関及び新規金融機関を集め、バンクミーティングを開催しました。

 バンクミーティングにおいてメインバンク以外の取引先金融機関にも再生計画書の同意を頂き、メインバンク及び新規の金融機関からの借換え及び新規融資も決定しました。新規融資の中に日本政策金融公庫の資本性ローンも組み込んだことで、元金返済額を抑えることができため、現状の業績でも正常化させることができました。

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