事例03 企業価値向上による経営者の希望額でのM&A

財務コンサルティング

M&Aアドバイザリー

 企業概要: 中部地方C社 運送業 年商10億円 従業員数65名
 課 題 : 企業価値が経営者の売却希望額に見合わない

 C社は食品がメインの運送会社です。
 業歴は30年を過ぎ会社を一代で築いた創業社長も代替わりを考えていましたが、社内及び身内の中に後を継いでくれる人物はいませんでした。

 そこでM&Aによる売却を検討するべく、大手M&A仲介会社に相談したところ、数社から買収の打診がありましたが、買収金額は1億円前後と社長の売却希望額(手取りで1.8億円)には届かない状況でした。

 そこで弊社に相談があり、現状のままでは希望額には届かないので、3年かけて企業価値を向上するように財務コンサルティング及び毎月経営会議を行い、毎年決算ごとに企業評価算定書を作成していきました。
 「どのようにしたら企業価値が向上するのか」の指針を作成し、BSの改善等、意識的に企業価値を向上するように取り組んでいきました。

 3年かけて企業価値を向上させたうえで、再びM&A仲介会社に打診し、希望通りの額(手数料及び税引き後の手取りで1.8億円)で売却することができました。

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