事例01 事業計画書作成と取引先傾向分析により業績を改善

財務コンサルティング

 企業概要: 近畿地方A社 製造業 年商5億円 従業員数25名
 課 題 : メイン取引先の売上減少による赤字体質

 A社は大手との取引もある金属加工業です。
 取引先数十社のうち、大口の取引先は3社ありましたが、その内、一番の取引先の売上が徐々に低下しており、赤字に陥っていました。

 そこで弊社と一緒に事業計画書を作成し、毎月の経営会議の中で、各取引先の傾向分析を実施しました。
 その分析から、一番の大口先の売上減少は市場の状況から止まらないと判断し、打開策を検討。
 他の取引先及び製品の分析を行っていったところ、三番手の取引先が増加傾向にあり、粗利益率も他社と比較して高く、今後も伸びるという状況にあったため、営業等の経営資源を集中的に投下するという方針を決定。

 その結果、売上は4.5億円に減少しましたが、粗利益率が高かったため、黒字に転換することができました。

 売上が伸びない形での黒字転換のため、資金繰りも改善、銀行の評価も上がり、より良い条件での借換えや新規融資の調達もできるようになりました。

 

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